2011.09.27 Tuesday

俺たちのシャバジグ!!(その1)

シャバジグは皆様に愛されて、おかげさまでリリースして7年めになります
未だにラインナップが少ないウズを支える重要な柱であります。

それもこれも、
私達の拘りや、飽きの来ない作り込みを、フィールドで実感していただいている
ショップ様やユーザー様に今まで支えられての事で、
「感謝」の一言では到底あらわしきれません。


今までを振り返り、ウズ立ち上げ当初の思い出と言えば、
恥ずかしい話だがホントに非常〜に厳しかった

会社の1部署に属してスタートしたとはいえ、
釣りには行きまくるから製品は出来ない、
製造スキルが無いので造れない、
無名なメーカーなので注文すらない、
当然売り上げは無い、

相棒の林岳信(良く食う)と、自分の家族で生活するにはホントに厳しかったのだ。

工場の近くのエブリワンで買ってきた「おでん」の厚揚げ
たっぷりのスープの中で自由に泳ぎ回るそれは、自分たちにとって貴重なタンパク源だった。

その「厚揚げ」で作ってきたワカメオニギリを1個食べ、
2個めのオニギリは、その汁をおかずに食べ、
3個めのオニギリは汁に溶いて雑炊にして食べた。

冷えたオニギリを溶かしたあの何とも言えないヌル〜い雑炊をすする頃、
おでんの味に大抵飽きていて、毎回何とも言えないわびしさを感じたものだ 。

それでも良かった
毎日フィールドに通っては当時の相棒、林岳信とディスカッションを繰り返し、市場ではなくフィールドを追う事の楽しさを謳歌していた時期で、ある意味今より豊かな生活をしていた。
あの頃釣りに行って無ければ今のUZUは無い。

その頃からもう7年経った。




「シャバジグのパクリが出てるよ」

友人からこのような情報が入ってきたのが去年の話、実際見た事は無かった
あまり見たくもなかったのだ。


どこまでが「模倣品」で、どこからが「インスパイア」という区切りについては具体的な事は自分は言い表しきれない。

難しい話だ・・・

「模倣品」について友人(入江さん)
IMG_0039.JPG
↑この人
に詳しく調べてっもらったら、法的にも模倣品デッドコピー(複製品)に対してルアーに関しては日本の法律ではなかなか適応が難しそうな内容であるし、それに泣いているメーカーも多々ある事も事実 。


要点だけ簡単に説明すると

○ 特許権、実用新案、意匠権、商標権等を取ってない商品の発表から3年以上経過するとデッドコピーの製造、販売を止めさせることはできない。

○ 輸入品については、裁判所で判決で輸入禁止だと断定されたら輸入は差し止められる。

○ その形状が独特で見ただけで「○○○」と広く認知されていれば民法709条不正防止法



なんかこんな感じです・・・
何かすごい短縮してて認識が間違ってたら誰か教えて下さいね





2005年の話です・・・・シャバジグ誕生秘話!!
ショアキャスティングジグとして「俺のシャバジグ」を林岳信(ウンコ)と私で
一から削り上げました。

それは当時、トライ&エラーなんてカッコイイ言い回しではなく、

先の見えない闇で羽音だけを頼りに蚊を叩くような・・・まさに闇雲な失敗と挫折の連続で、
その事を今となって考えると僕等にとって青春の1ページだったんだな〜と感じています

私共UZUがまだ世間に知られていない頃・・・そう
ラインナップに、まだカリントのような「チンパン」しか存在しなかった頃の話です。

その頃にまず、一番最初に出来上がったショアキャスティングジグが
「俺のシャバジグ100g」だった
特にカンパチを相手にとことん詰めて開発していた僕等は狂喜し、確信した。


「イケル!!釣れる!!しかも、かなりキテル!!」


よし!!できたよね!!「イケるよね?」頑張って量産しよう!!「うん!かなりイケてる」
と、二人で乗りに乗っていた確認していた時・・・・・ふと、ある人に指摘された



「あんたたちみたいにショアGTロッド持ってる人って何人ぐらいいるやろ?」

「あっ・・・・・」




そうなのだ
僕等は共に「ショアGT」で知り合った仲で、当時
僕は「ザウルスエクスペディション」
林「ダイコーサザンクロス1002H」を使用していた。

二人にとってそれでカンパチを釣りに行くのが日常だったし、普通の事だった。


僕等は開発に熱中するあまり
「ハードのシェア」
という初歩的な事をすっかり忘れていたのだ。
その当時、青物ロッドのスペックを早速調べてみたら・・・
「だいたいがMAX70gだって・・・」
アレ?僕らって・・・何だかズレてない?」

それで急遽70gを製作、

基本的なコンセプトが変わらないように・・・
70gMAXのロッドでも比較的操作できるように・・・・・と、ちゃんとやりました

そんなこんなで100gと比較してフラットな形状でも動きを損なわない
「俺のシャバジグ70g」が先にリリースされました。

今となっても二人の笑いの種で、まったくバカな話です

当時MCワークスから103HSが出た端ぐらいで、ジグを操作できるようなロッドがリリースされてくるまで最初に作った100gのリリースは先送りされたわけです。

今考えると、その当時、自分達がそれまで積み上げてきた事と、時代が見事に合致して、
時代の真ん中に居たような気がします。

どうやら密かにショア青物ブームが来たらしい。
「ショアジギング」って言葉が出だした頃だった。




俺たちのシャバジグ外伝
「俺のシャバジグ70g」のその後
ちなみに「俺のシャバジグ70g」のその後はというと、フラットな形状から、ダイレクトにインパクトを与える事のできるロッドの登場と共に、マイナーチェンジを繰り返しながらシャープな現行モデルにまで徐々に推移させてきました。

初期70g.jpg
         ↑初期の70g(HPで載ってる初期タイプです)

現行70g.jpg
↑現行の70g(2011年9月まで製造モデル)どう?だいぶ違うでしょ?
比較したらだいぶ進化してるでしょ?、もう別物って感じでしょ?

初期の頃と比べ、使用タックルや時代の推移と共に徐々に動きをチェックしながら6年間に5回マイナーチェンジしたらこうなっちゃいました・・・
もう別物でしょ?
※(2011年10月製造分からまたマイナーチェンジされます)

製造工程で、製品ムラをなくす為の型変更もありましたが、
大抵はその当時のシャバジグに納得できなかった時、
その都度マイナーチェンジするようにしています。

自己満足の世界と思われがちですが、アングラーが使用していて飽きない物、より使いやすい物を目指すって如何に難しい事かと感じます。
そういう意味で完成した物にもう一度向き合い、確かめる確認作業を大切にして、
仕上がってもそれの繰り返し、何だかもう・・・・無機物との意地の張り合いって感じです。


だいたいこんな事ばっかりやってるから新商品開発が進まないってのも事実です。

ホントにバカな話ばっかりで脇道に逸れてばっかりですが、
これが本当の「俺達のシャバジグ」ヒストリーです。

俺たちのシャバジグ(その2)に続く。
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