2013.01.07 Monday

ギアとしての「ともしび」について

過去に何度か遭難未遂はしているが、

この季節になれば毎年思い出す。。。遭難未遂
今になっちゃぁイイ笑い話だが、当時はエライ大変な事だった。

imgres.jpg
この頼りなくも儚そうな光がどれだけ欲しかった事か。

と言うのも、夜磯のヒラスズキにハマってた時期があってですね、
18年程前の話、

時間さえあれば釣果よりも、生態が知りたい一心で、夜の磯に降りてた日々があった。

結果は散々なものであったが、釣れない日々を一人で謳歌していた。

いつものように車から片道40分の夜のトレッキングを楽しみ、ポイントへ向かう。
今日は荒れ過ぎ、新月、   釣れない(であろう)要素が沢山ある。
ヒラスズキからしてみれば視覚、側線を封印されている訳です。

「いやぁ、これでヒラスズキ食ってきたら彼らは神の魚だ!!」

などと独り言を言いながらポイントへ到着した矢先に「パチッ」と小さな音を立てて
辺りが真っ暗になった 当時は大半がクリプトン球や豆球だったので、こんなことも
日常茶飯事だった。
「ハハ〜ンあるんだよね〜こんな事・・・」と若干焦りながらも手探りで
予備球を探したが・・・無い・・・



「ヘッドライト死亡予備球無し・・・以上!ゲームセット」
そうなんです・・・ヘッドライト切れた瞬間から遭難してしまうという事実。

完全なるアウト、643のダブルプレーだったのだ。
さてさて、すっかりどうしようもなくなってしまったのだがどうしたもんか?


次第に目が慣れてはきたが、新月の大潮、辺りを包むのは、漆黒の闇、闇、闇である

セットの波でわずかに夜光虫が光り、「ボワァ」っとしたわずかな光が磯を照らす。
その瞬間にヤモリのように四つん這いで「カサカサ」と進む。

これしか方法がなかった。


かろうじてPHSを持って行っていたので、「カサカサ」と小高い場所へ移動し、
落ち着いて伝える内容を吟味し、釣友に電話した。

「救助が必要か」との問いに、
「ココの場所を正確に伝える術が無い為、とりあえず頑張ってみる。寒さを凌ぐ場所も
無いのでとりあえず、車に向かって動き続ける。明日の朝まで連絡がなければ、
ここら辺にいる、もしくは(ある)その場合は、家族には愛していたと伝えてくれ。」

以上。


と短めに連絡を入れ、滑落して動けなくなった場合でもできるだけ長く連絡が
取れるように電源を切り、一番近いポケットに仕舞った。

とにかく必死だった。。。

結局、釣りもできず、(当然だが)腰まで海に浸かったり(足場が確認できないので
ジャンプできない為)、タヌキに威嚇され、イノシシの掘った穴に落ちながらも、
3時間かけて車に辿り着いた時には、
神経も擦り減り、疲労困憊し、本気で母親に電話したかった

「生きてました・・・・」と


その時はヘッドライトを呪ったが、実は道具選びも腕のうちなのだ。
自分のセレクトを恥じるべきであった。






という事で前置きは長くなったけど今回は「ヘッドライト」のお話し
いざとなったら命にもつながる大事なセレクトなので、

自己判断で「チョットねじ切れた釣り人の部類に入るかもしれない。」

と思う人は、信頼のおけるギアを是非とも選ぶべきだと思う。
DSC_0036.JPG
最近使っているブラックダイヤモンドの「ストーム」
いまんとこ「YES」なギアだ。
表は継ぎ目無いんだよ!!コレすごくない?

DSC_0034.JPG
蓋側に実はシリコンのパッキンが付いていて、蓋の表のスクリュー圧で締め込むパッケージ

ナントIPX-7相当の防水、

とは言っても、1mの淡水に30分漬けておいても点灯するレベルらしいので
海水ではないのであしからず・・・・・

単4×4本で若干重いのだが、まぁ我慢できるレベル。
波かぶったり、豪雨の中でもバリバリイケてるので、今のところ信頼度ナンバー1です。
(ちゃんとメンテナンスはしてます)

DSC_0038.JPG
赤灯モードで、新月暗闇での作業でライトを消したとき目が慣れるまでの、
視界が白飛びしにくいのもいい感じである。

Petzl-Tikka-XP-1.jpg
こちらは「ペツルのタクティカ-XP」
現在サブで使っている。防水パッキンはついてはいるが、
接合部から基盤に水が入ってきそうなので現在はサブで使用している。
今のところ不具合は無しデス
単4×3本結構オテガルサイズ

実用輝度と電池使用時間、軽さなどのバランスが良いのが。ストレス無く釣りが出来る
ギア選びの2段階目です。

着用していて煩わしかったり、違和感を感じる物は持って行きたくありません。

輝度やルーメーンは数字で表されるので他製品との差が解りやすいが、身に着けるもの
なので、身体にフィットし、ジャンプした時にズレ落ちないような物でなければならない。
歩く度にピコピコパコパコ照らす場所が変わっても断片的な情報しか伝わってきません。

自分は充電池で迷わずガンガン電池交換するのがオススメです。
と言うか、ナイトでヤル人の今や常識なのかも・・・
DSC_0037.JPG
単4×3本でタクティカより輝度が高い、同じく「ペツル tikka-XP2」
一度波をかぶりショート・・・朝方で良かった
海水って凄いよね 単4×3本
ナイトシーバスなど濡れないロケーションで良く使ってました。
そこそこフラットな形状でフィット感ヨシ、だったんですけどね^^




自分は「ギア」や「ウェア」は、アウトドアブランドの信頼のおけるブランドの物を
チョイスするようにしている。

何故なら、生死を賭けるような極地で実際にテストしていたり、ワークギアとして
仕事で使われる事も多い「本物のギア」が多いし、そういったモノって滲み出る
カッコ良さも兼ね備えているいわゆるファンクションビューティな物が多いように感じる。

しかし、このようなアウトドアブランドから出されている「ヘッドライト」も
実は使い方を間違えればこのように簡単にオジャンになってしまうので注意が必要。

海での使用がいかに劣悪な環境であるか考えて、それなりのチョイスが必要なモノである。

沢山の分野の「フィッシング」が確立され、一括りに言い表せなくなっています。
ロッドやリール、ルアーも大切ですが、「楽しんでいる事」に対するリスクをもう少し
深く考えるべき時に来ているのではないか?と感じます。

決して雑誌やスポンサーを受けている「イェスマン」の評価や
アフェリエイトライクなクチコミなどを鵜呑みにしてはいけません!!
じっくり商品を見定め、リスクを回避する是非とも賢い消費者になってください。

そうそう!このUZUトリップブログも全くあてにしてはいけません!!
財力ないので、ヘッドライト全てを試した訳ではありませんから
一個人の一消費者が思った事なので、品物選びの参考程度にしてください。

逆に良い物があったら教えてくださいね。

自分は生きて帰ってこれたから良かったものの・・・
自分の経験を沢山の人に知ってもらい、危ない目に遭ってほしくないから書いただけです。
死ぬ目に遭いそうなアフォウな奴は、いつの日かフィールドでバッタリ会って
バカ話がしたいじゃん?

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